医療技術部 栄養課では、「食事は医療の一環」「栄養管理は医学管理の基礎」であると考え、より適性かつ良質な栄養療法の提供を心がけています。患者さん個々の病態や症状に合わせた食事を提供するとともに、それぞれに応じた栄養指導を行っています。院内のチーム医療に参加し、多職種で連携・協同しつつ医療サービスを提供する一員として活動しています。
栄養課スタッフとして、患者さんに寄り添い、食と栄養の面からサポートできるよう努めています。

• 管理栄養士
• 栄養士
• 調理師　　他

• 糖尿病療養指導士
• 病態栄養専門管理栄養士
• 給食用特殊料理専門調理師

管理栄養士が、治療に合わせた栄養食事基準に基づき、献立作成を行っています。1日に平均７２０食の食事を提供しております。
特別な食事療法が必要な患者さんには、主治医の指示のもと、糖尿病食、脂質異常症食、高血圧症食、心疾患食、肝臓病食、腎臓病食、貧血食等を提供します。その他、摂食嚥下機能に応じて、嚥下調整食学会分類２０２１に準じた摂食嚥下段階食の提供を行っています。一般食には、常食、軟菜食、５・７分菜食、３分菜食、流動食等があります。
また、患者さんが快適な入院生活を営まれ、個々の症状に応じた適切な栄養と量が調整された食事を提供できるよう食事内容を見直しながら対応しております。適時適温給食や個人対応メニューの提供、行事食の提供などサービス向上に努めるとともに、文化性の高い食環境作りを目指しています。

• 行事食（こどもの日）　
• 行事食（七夕）

• 通常サイズ　
• １cmきざみ
• ミキサー食

全入院患者さんに対し、栄養管理計画書を作成しています。入院中の患者さんの栄養状態を把握し、医師・看護師・コメディカルと連携し、適切な栄養管理を行っています。

栄養サポート（NST）、摂食嚥下、褥瘡、糖尿病療養指導、緩和ケア等の院内の各種チームに参加し、多職種と連携しながら患者さんの栄養状態改善に努めています。

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医師の指示に基づき、管理栄養士が入院・外来の患者さまへ栄養指導を行っております。
病態に応じた食事療法を実践できるよう個々に合わせてアドバイス・サポートをしています。