脳神経内科では頭痛、めまい・ふらつき、手足のしびれ・ふるえ・脱力、歩行障害、呂律障害、物忘れ、意識障害などの症状を有する患者さんの診断と治療を行っています。2020年度は常勤医師不在にて外来診療のみを継続していましたが、2021年度より専門医１人体制となり、入院診療も再開しました。当院での診断・治療が難しい場合は、長崎大学病院や県内の他の脳神経内科、脳神経外科、リハビリテーション科の病院と連携し、よりよい医療を提供できるよう努めています。
医師不在の時もありますので、予約外で受診される場合は、事前に内科外来に確認をお願いいたします。

2011年5月より頭痛外来を開始して12年経過し、2022年4月までに離島を含め県内各地から1,572名の頭痛の新患患者を診察しました。大半が片頭痛ですが、当外来では以前より脳脊髄液減少症の診療も積極的に行っています。基本的には慢性頭痛を対象として予約制の外来で、頭痛専門医が対応します。2021年から相次いで片頭痛の新しい治療薬が登場し、頭痛の治療が劇的に変化しています。外来の性質上、救急車での来院や緊急受診患者は受け付けていません。急に起こった頭痛には緊急を要する原因のこともあるので、まずは脳神経内科や脳神経外科、救急科で診察を受けてください。新患の方は紹介状がある方がスムーズに手続きができますが、かかりつけ医のいない場合は紹介状なしでも受け付けを行っています。長年頭痛でお困りの方は一度受診してみて下さい。
診療日：毎週金曜日　13：00～17：00予約診療
予約や全般的な問い合わせは14：00以降に内科外来まで（午前中の電話はご遠慮ください）

研修医の指導、学生実習を行い、積極的に学会発表や論文作成に務めています。