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2025年4月に看護部長を拝命いたしました。
当院は、急性期医療やがん診療を中心とした地域中核病院で、2020年3月にグランドオープンをして5年が経過いたしました。この間、新型コロナウイルス感染症に対し、赤十字看護師としての使命感と誇りを胸に、常に病める人に寄り添い“心のこもった質の高い看護の提供”に力を注いできました。緩和ケア病棟は、開設まもなく新型コロナウイルス感染症への対応の為に休床していましたが、2023年5月に再開することができました。現在は、患者さんやご家族の心身の苦痛を軽減するとともに、ご家族と穏やかに過ごすことのできる環境づくりを目指して看護を行っています。
また、地域包括ケア病棟や訪問看護ステーションを有しており、病院内の連携そして住み慣れた地域への連携など多職種協働で在宅支援に努め、がん治療・看護をはじめとした様々な治療に対して、自分らしく生きるための意思決定支援や生活支援に取り組んでいます。
医療・看護ニーズが増大し多様化・複雑化する環境の中、看護師は様々な場面で「チーム医療のキーパーソン」としての役割発揮が期待されています。赤十字病院の看護師として、「地域で活躍できる看護師」「グローバルな視点を持つ看護師」「多様化の時代に対応できる看護師」を目指してキャリアアップできるよう「赤十字施設の看護師キャリア開発ラダー」を中心に教育体制を充実させ、人材育成や支援を行っています。
看護方式は、パートナーシップ・ナーシング・システム(Partnership Nursing System:PNS)を取り入れており、患者さんを複数で担当することで、安全、かつ、安心できる看護を提供しています。また、「チーム支援型チューターシップ」により、新採用看護師の身近な存在の看護師だけでなくチーム全員で新人看護師をサポートする体制を整えています。スタッフの個性を大事に、ひとり一人が持つ能力を高められるよう支援し、看護師が互いに育み・育まれる環境整備に努めています。

赤十字病院そして原爆病院として、患者さんやご家族から「この病院を選んで良かった」と感じていただける、そして地域の皆様や関係機関の方々から頼りにしてもらえる赤十字看護師、看護部を目指していきます。

看護部長(認定看護管理者)
福島 明子

看護部の展望

赤十字看護職員として、各期(予防期・急性期・慢性期・終末期)をとおし、あらゆる場面で自ら考え判断し、各々が役割を発揮した看護が提供できる。

基本方針

  1. 看護の質の向上を目指し、専門職として組織・自己の成長に努めます。
  2. 看護の専門性を発揮し、多職種と協働してチーム医療の充実に努めます。
  3. 赤十字看護職員として災害救護に備え、知識・技術を高めます。
  4. お互いを支えあい、看護にやりがいが感じられる活き活きとした職場環境作りに努めます。
  5. 看護学生及び他施設の看護職者を受け入れ、相互啓発を図ります。

看護部が目指すところ

「生活」と保健・医療・福祉をつなぐ看護の実践

看護部概要

看護師 370名
認定看護管理者 2名
専門看護師 1分野1名
 がん看護 1名
認定看護師 9分野12名
 感染管理 1名
 がん化学療法 1名
 がん放射線療法 1名
 緩和ケア 3名
 皮膚・排泄ケア 2名
 糖尿病看護 1名
 乳がん看護 1名
 摂食・嚥下障害看護 1名
 認知症看護 1名
看護補助者 39名
外来アシスタント 他 24名

2024年4月1日現在

  • 入院基本料等 : 一般病棟入院基本料(急性期一般入院料1)
  • 勤務体制   : 二交替・三交替(一部当直制)
  • 看護方式   : PNS(パートナーシップ・ナーシング・システム)

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