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 当院には、2025年4月現在、9分野13名の専門看護師・認定看護師が活動をおこなっています。活動は、専門分野としてだけでなく、医師や薬剤師、検査技師等との職種を超えたチームで、また、複数の認定専門分野が患者さんやご家族の状況に応じて、連携した関りを持たせていただいています。

専門看護師

がん看護専門看護師

1名

患者さんの身体的・精神的な苦痛を理解し、患者さんとご家族の思いや意向を尊重した意思決定支援ができるよう関わらせていただいております。また、生活の視点に立ったより質の高い看護を提供できることを目指しています。
専門看護師の役割として、医療職者のリソース(資源)としての役割があります。
医療職者からの相談への対応や看護師の教育支援・研究等に積極的に関わり、がん看護の質の向上を目指し取り組んでいます。

認定看護師

がん放射線療法看護認定看護師

1名

当院の放射線治療部では、がんの根治を目指した根治照射、がんによる症状を緩和するための緩和照射など患者さんの病態や症状に応じた治療を行っています。
治療効果や副作用などの不安や悩みがあると思います。
ご本人・ご家族が安心して治療を受けられるよう、様々は部署や専門のチームの専門職と共にサポートしていきます。

緩和ケア認定看護師

2名

緩和ケアとは、がんと診断された時から始まる、身体やこころのつらさを和らげるケアです。 患者さんやご家族が希望する医療やケアを受けるために、大切にしていることや望んでいること、どこでどのような医療やケアを望むかを一緒に考えます。また多職種からなる緩和ケアチームと協力し、患者さんやご家族がその人らしく過ごしていけるよう寄り添い支えていきます。

乳がん看護認定看護師

1名

乳がん診療の現場では、多様な治療の選択肢や不安が多くの方にとって大きな課題です。当院では患者さんやご家族が安心して前向きに治療に取り組めるよう、多職種によるチームでサポートしていきます。チームの一員として治療に関する不安や術後の日常生活での工夫や悩み、乳房再建に関する疑問等に丁寧にお応えし支援を行っていきます。

感染管理認定看護師

2名

全ての患者さんの診療や看護が清潔な手で清潔な環境の下できるよう取り組みます。当院の全ての患者さんや職員対し、『感染に係る様々な問題』『新興再興感染症』『院内の環境』等の課題・問題等に感染対策の専門チームと共に取り組みます。
職員に対し、感染対策及び抗菌薬の適正使用に係る情報を提供していきます。地域の医療施設と連携し双方の施設の感染対策の質の向上につとめます。

認知症看護認定看護師

1名

認知症の方の心理的・感情的ニーズに寄り添い、これまでの生活を考え、その人らしい穏やかな療養生活が送れるよう、一人一人の認知機能に合わせたケアの提供や環境の調整を行っていきます。また入院による環境変化などの影響で、不安や混乱を生じた認知症の患者さんやその家族の方に対して、できるだけ安心で過ごせるよう、認知症ケアチームのメンバーとして、医師や社会福祉士など多職種と連携しチームとして支援していきます。

皮膚・排泄ケア認定看護師

2名

創傷(床ずれや手術の傷など)・ストーマ(人工肛門)・失禁のケアを行います。床ずれの予防やケア、排泄でお困りの方の適切な用具の選択やスキンケア、ストーマをお持ちの皆様の日常生活へのサポートをいたします。
院内では、褥瘡対チームの多職種のメンバーと協力して褥瘡の予防やケアに取り組んでいます。また、職員を対象とした創傷、ストーマ、失禁に関連した勉強会を月1回程度開催しています。

摂食・嚥下障害看護認定看護師

1名

安全に食事を摂取するために口から食べるための準備(口腔ケアや嚥下体操など)、その方に適した食事の食べ方の検討や肺炎(誤嚥性肺炎)の予防などのサポートを行っています。
多職種で構成する摂食嚥下チーム、栄養サポートチームで嚥下の状態の評価、嚥下の訓練、食事の内容や食べ方などの検討や食事提供内容・方法、栄養状態の改善に努めています。

糖尿病看護認定看護師

2名

糖尿病をもつ患者さんお一人お一人に合ったサポートを一緒に考えます。
医師や他の医療スタッフと連携し、最適な治療計画を提案し、糖尿病と共にある生活の質を維持・改善することを目指します。
生涯にわたる治療を安心して続けていくことができるよう、最新の情報をもとに糖尿病をもつ患者さんとそのご家族へ有益なアドバイスを行います。

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